親を名前で呼ぶ

最近、子に「(なまえ)、だっこ」みたいな感じで名前呼びでお願いされることが増えてきた。 子が自分のことを名前で呼んでくれるのは嬉しい。 もちろんパパとも父とも呼んでくれる。 自分は兄弟間を名前で呼ぶ家庭で育ったが父母は父ちゃん母ちゃんだった。 しかし兄弟間で名前で呼び合うと親戚から怒られが発生したりした。 子に自分の名前を呼んでもらうのは構わないけど、名前で呼ぶのはどれぐらい許容されているのだろう。

家族呼称とか親族呼称でググると色々出る。

津留宏 1956 家族呼称からみた家族関係. 教心研, 4, 12-20. では、子→父で名前で呼ぶのは1/1573 https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjep1953/4/1/4_12/_pdf

現代日本語における家族に呼びかける際の呼称表現 : 世代差と性差を中心にでは、名前だけで父よぶのは男の子でも25人中1〜2人とかなり少ない http://hdl.handle.net/10086/25452

崖の上のポニョの宗介は親を呼び捨てしているが結構批判されている

この記事にポッドキャストの内容が引用されてるのでまたびき

ここで町山さんは、以下のように項目を挙げて『ポニョ』を「親として許せない」と非難されています。(※ 現在なぜか列挙された項目のみ削除されているんですが、上のリンク先にあるポッドキャストで同内容の話を聞くことができます。)

①幼い息子を乗せて別に何も急いでないのに無意味な危険運転を繰り返す母親 ②嵐で避難勧告が出ているにもかかわらず、子どもを乗せて危険な崖の上の家に帰る母親 ③路面が冠水しているにもかかわらず、猛スピードで急ブレーキ急ハンドルを繰り返す母親 ④海水魚を入れたバケツに水道水を注ぐ子ども(井戸水であっても即死) ⑤自分たちの名前を息子に呼び捨てにさせている過剰に民主主義的な両親 ⑥洪水の夜に5歳の子どもを自宅に置き去りにする母親 http://takekuma.cocolog-nifty.com/blog/2008/08/post_746c.html

自分たちの名前を息子に呼び捨てにさせている過剰に民主主義的な両親、はウケる。

ちなみにお父さんは117年前ころからの流行りっぽい

1903年明治36年)に尋常小学校の教科書に採用されてから急速に広まった。それ以前は「おとっつぁん」が多かった(武士の階級では「父上」)。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%8A%E7%88%B6%E3%81%95%E3%82%93

現代日本語における家族に呼びかける際の呼称表現に出てた鈴木説はチコちゃんで紹介されてたっぽい。 https://www.tomojuku.com/blog/goi/familyname/

call parents by nameとかでぐぐるとhell noみたいな力強いQuoraでてきた https://www.quora.com/Do-you-call-your-parents-by-their-first-names-If-so-why

ヒッピー親やオープンマインド親ならいいっぽさ

It could be that mom and dad are Hippie Parents or Open Minded Parents https://tvtropes.org/pmwiki/pmwiki.php/Main/CallingParentsByTheirName

生みの親(バイオロジカル親なので生んでない父も含む)に親と認めないのを表明するのとか、継親を認めてないときに使ったりするっぽい

私は実質ヒッピーということか…

とくにオチはない。あとで書き足すかも。

名前呼ばれて嬉しい。

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