Railsdm 2019に参加した

かかわりのはじまり

カルパスさんから昨年の9月末あたりに登壇お願いのDMをいただいた。

Railsdm、以前ペンさんが参加してたのは知っていてよさそうな発表もいっぱいあっていいなーと思って眺めていたのでひたすら恐縮だった。 しかし、継父の散骨が台風でリスケされて日程が固まっていなかったこと(絶対そちらを優先)、3月から育児休業していて仕事で得た知見0、という感じで1回お断りしたのだった。1 お仕事に関わる感じだとRuby on Railsを使った開発で参照してもよいドキュメントというのをまとめたのが最後という感じで、これなら話せるかも?と思っていた。 意外とドキュメントを読むのは難しいので知りたい人もいそう。

登壇決定

ありがたいことにまたカルパスさんからお声かけ頂いた。 仕事の知見はそんなにたまってないけど3月までにはたまるだろうと思って引き受けた。 子どもも成長していて家を少しあけても大丈夫そうな雰囲気があった。

登壇の話きてからRailsdmで自分の書いたActiveRecordのモデルが1つだとつらいが参照されてたらしいということを知ったりした。

以前は東京たまに行っていたんだけど結婚出産あたりから全然行ってなかったので物理登壇して知り合いに会いたいというモチベーションもあった。 あと、旅費が全部出そうな点もよかった。

何話そう

何話すかOkinawa.rbで相談して「コードレビューしない」みたいなタイトルだけ決まった。名前はよかった。

話したい気持ちはだいたいこのツイートに集約されている。

育児の準備

妻には実家に帰ってもらうことにした。一緒に参加するという手もあるけど、沖縄からだと子の防寒装備とか揃えたり移動時間の長さ2とか、何かあった際の親戚知り合いリソース不足とかもあり、今回は1人参加。

前乗り

前乗りで飛行機の便が4、50分ぐらい遅れた。 同僚氏と初対面して中華くって寝た。 とまったホテルはツクバホテルで、安くて、安い。 JALホテルパックで3泊4日45,000円ぐらいだった。

とまるときだいたいハートの形台東区に泊まっている。

1日目

ゆっくり会場入り。知り合いポツポツあえて嬉しさ。

参加セッションの感想はだいたいツイートしているので振り返りで書くか。

DHH

知性3割減して聞いていた。けどここまで普段使っている道具の作者を身近に感じられることはあっただろうか。やっぱりライブで話しているのを聞くのはいいもんだよなーと思った。

スポンサーセッション

代打発表で話にきていた人事の方のが一番印象に残っており、この会社に来ると子の看病を優先して休んでも安心なんだなーというのが伝わってきてよかった。

全体的に、入社したら系の話

入社してない人にもここまで共有してくれるのがいいなー(全部よみたい)

onkさんの話

GitHubでgem探す、gem使っているプロジェクト探す、というの、あれいつもページ数多くて全部は見ないんだけど「1800件全部見れるんだ!」というのが今後一番生きそう。見てる人がいると分かるだけでやる気が出てくるやつ。 gemに関してはgem code searchで探せるけど、gem使ってるプロジェクトに関してはGitHubとかで探すしかないよな〜。他の言語の人はどうしてるんだろう?やっぱり全部見てる?

アップロード系のgem紹介していて、アップロードの専門家でもgem3回作り直すのか〜という感じでしょっぱなからうまくいくものは作れないからとりあえずrubygemsにあげよう、自作はうまくいくみたいな心持ちでやっていきたいな。

万葉の方のCSSの話

谷、最高だった。万葉さんの話の大自然メタファ分かりやすくて好き。チームで関心持たないとそりゃよくならんな〜という堅実な話だった。 ヴィジュアルリグレッションテスト、Rails界隈でも発表よく見るようになった印象。

SQLQL

本当にいい話でまた話すならまた見たい。 冒頭からコールアンドレスポンスで「クエリランゲージといえば〜?」「\SQL/」で会場が1つになっていた。

ちゃんと動くコードあるのすげーというのとSQLの普段あまり触れてないところの話がいくつかあってよかった。

出てくるSQLのコードは意外と普通に読める。

Webからつながる口がSQLサーバー側にあれば最高そうなんだけどな〜。 ないのかな? (調べてない)

以前台湾のRubyConfで実アプリでSQLでマテビューからJSON生成して返して高速なJSON API作る話をきいたことがあって、Railsとの組み合わせで使いどころのある実案件、多分あると思うんだけどな〜。

takkanmさんの話

さらっといっていた契約レベルで違う作業できる時間を作るのところかなり共感が出来た...。 仕事しながらOSSするロールモデルみ感じている。

休憩中にちらっときいたNumbered parameters

  • 地上げしたい記号が何個かある
  • 正規表現とかも1 originで多言語の同じような機能も1 origin
  • 0に引数全部入っている、だと0 originなのか1originなのかで混乱がありそうでそうなっていない

みたいなことを話しているのをきいた(気がするけどもう脳みそが回っていない時間なのでほんとかは分からない)

アップグレード百景

具体的なあげるステップとか載っていてめちゃくちゃよかった。 メジャーバージョンあげるのはやっぱり慣れと知見の組み合わせみたいなのが必要そうで(小技、やっぱり体感100選ぐらいありそうだし)、アップグレード業慣れてる人に頼みたさ++。

やっているとわかるパッチで直っているバグに当たることがあるとかそういうつらみがジワジワ来た。

simanさんの発表

終わった後に色々話していてよかった。 load_iseqでsuper呼べないとか、translateはto_a/to_binaryのテスト用途でべんりだとか。

50歳

現役で頑張っている人がいると希望が持てていい

紹介されてた漫画ポチった

懇親会1

初日、はくどーさんと話せた。TracePoint周りでrubocopかけたあとのiseqのdiffとるみたいなのとか、import_as gemの記事がSlackとかで流れてた、とか自分の普段の活動、関わりできてよかったなーと思った。 なんかいろんな人にお久しぶりにあった。

kunitooさんとか子もちで頑張っているなーとか

あと今やっている仕事のお客さんとはじめて会った。Redmineプラグイン開発、結構楽しいと思うし普通のシングルウェブアプリとは違った、ライブラリ開発みたいな感じの仕事が出来て楽しいんだけど、そういう感じで捉えるの珍しいみたいな感じでほめて(?)もらった。がんばるぞ〜。

Toyama.rbの人と話して参加したくなった。

帰宅してから発表資料あげた。

2日目

髪の毛をマニパニのhot hot pink入れてまっピンクにしてみた。 これ「かき氷」「さくらでんぶ」みたいな感想が寄せられて自分では「ジャンボタニシの卵」みたいな感じで結構気に入っている。

奇行に走ってしまった...

が実際目立つ髪の毛はべんりで会場入ってすぐ自分の場所をみつけて人が来てくれたり、天気と同レベルの話しかけられネタになる。実利ある!

感謝

スポンサーへの感謝を示し忘れていたことに気づいたのでコーヒーのんで感謝した

1日目のスタディサプリさんのお弁当食べたんだけど、しずかな感じのスポンサーセッションで、なかなか斬新だった。ベントはすき焼きくった。うまい。ありがとうありがとう。

moroさんの話

全員がいい感じ、資料見返してみると合流苦手人間的には、合流させてくれる人間ふえて私をいい感じに合流させてくれ〜〜〜。

ビジュアルリグレッションテスト

めちゃくちゃいい話で1ツールで完結で終わるわけじゃなくて、目的に合わせたツールを組み合わせてつかっていくんだな、というのが完全に理解できた。 最近グラフをJSで書いててテストで見た目の検証しないといけなくて、どうしよと思ってたけど、絶対合うツールあるはずだから導入頑張りたくなった。

roda

ネストした何か書きたくなったら次回はsinatraじゃなくてこっち試すぞ!! rodaの話だけかと思いきやRailsの話(middleware, Rack)あたりもバンバン出てきて面白かった。 Rails、使ってないAPIほんとにいっぱいあるな...CoCだけど脱線が必要ならrouterもカスタマイズできるの凄さしかない。

ものすごくいい話

ものすごくいい話だった。

週40時間働けば5分話すネタの成長の差分ある、心に刻んでいきたい。

SmartHRのランチセッション

めちゃくちゃいいけどフルリモートは不可なので受けれないなー

気骨のある仕事

スライド、バンバン進んでいくけど一つ一つが凄い重いデータ移行というか、延命で、気骨なるほどという感じ

自分の資料を編集

Speakerdeckにあがっている状態から自己紹介のところに髪の毛の色紹介写真を足した。PDFよくわかっていなくて、子の顔とか妻の顔でるとあれなので資料はこうしんしない。 なのになんで入れたかというと、やっぱり、一緒にうつっている写真みたほうが元気でるじゃないですか。

300点セッション

オールユースケース感謝祭3というか、ユースケースがそもそも多くないようなアーキテクチャで作るといいけどそこにRailsである意味は...?、深い。 自分の書いた記事が「すごいプログレッシブな提案」みたいな感じで紹介されてて面白かった。

じょーかーさんの質問聞いて返事きいてからの感想

これもまあRailsはWebアプリのフルスタックフレームワークだから許されてるんだな...。

スライド冒頭にちゃんとライセンス書いてあって最高の資料

CI解析

落ちるテストを落ちなくする、じゃなくて落ちるのを分析していくという話で分析のための道具をガシガシつくっていてすごい Bigquery最高そうというのと、落ちるテストを許容するCIづくりを進めていこうという気持ちになった。

懇親会でちょっと話したんだけど落ちたテストだけCircleCIのworkflowのビルドの川の2段めで手厚くケアすると、結構手軽に導入できてよいのでは〜?という感じ

自分の発表

まだ自分で動画をみていない。のびしろはありそう。 質問、緊張してちゃんと返せてないやつある。 AMAあとで回答するぞ!

早めに終わったんだけど質疑応答の時間が長く取れてよかった。

発表した結果色々とフィードバックいただけて

  • backports gemあるよ
  • Emacsの設定これがいいよ

とか教えてもらったり、たくさん声かけてもらってよかった。

懇親会で自分がコードレビューするときの話と、されるときについてどうしてるか聞かれたんだけど、ちゃんと答えられたか、わかってない。 会話練習していきたい。

Rails 6

つかれて休憩していたのでRails 6の話だけきいた。 新機能がもりだくさんだったのでよかった。

最新のRails、最高のRails!

懇親会2

沖縄からG.E.M.という酒を自費で買ってもってきてprivate gemといいながら見せて、さくらいさんに託した。

https://www.instagram.com/p/BvWv5-GAK2_

CircleCIで落ちたテストコメントするbotがいるといい(CI見に行かなくていいので)、とか、2段めで落ちたテストだけ再度流すとよさそう、とかそういう便利な話をしたり、発表きいてくれた人と話したりした。

コードレビューの目的が、みんなのコードにしていくことであれば、レビュー以外の方法でやっていってもいいし、単純なバグとか機械的に検知したり人間の判断を半分助けるようなものを入れて、コードレビューにくるまえにCIで落としたいよなーという気持ちが根底にある。コードレビューが必要になるのはぜんぶ社会がわるい、みたいな。発表フォーマットだとやっぱり苦手な気もするので今度記事書くと思う。 「のびしろ」とか「ロールバック王」みたいなポジティブ言い換えは今後ともやっていきたい。

ujihisaさんからミューテーションテストでアプリケーションコード壊してテストが落ちなかったらそれはだめなテストみたいなアイデアきいた。やりたさ。

Okinawa.rb、なんだかんだほぼ毎回誰かが4rubyソースコード読んだりしているので、Asakusa遠征したほうがよさそう。

RubyKaigiにはサニーゴを持っていくとうけがよさそうという情報をゲットした。

コードレビューしない話、気に入ってもらったみたいで再演決定して来週大阪にいきます。楽しみ。

雑の話

最高にいい話で、壊れても大丈夫、自己修復するというのは安心してデプロイできるので、マネしたいと思った。

MacBookの寿命

天板のりんごが光る古いMacBook Proを使っていて、ハングアップしてて異常に熱くてやばかった。小さいサイズに買い換えるかな。スライドづくりとかを考えるとMacはなかなか抜けれないんだよなあと今回また実感。

体力

結構セッション全部入るの出来ず疲れて休んでいた。 RubyKaigiもこうなりそう。 録画があって最高な感じ。神。(上がるのもはやくてスタッフ様に感謝)

パンフレット

裏表紙に「う」の文字がチラ見えしていて可愛かった。たぶん「うら」と書かれていそう。

口頭

30分ぐらいちょうどだと思っていたんだけど、色々と省きすぎてしまってだいぶ短くなった。その分質疑応答長く取れてよかった。 なんかこれはトレーニングを詰むか誰もいない普段の会話の環境で話すのがよさそうな感じ。今後の課題。

資料ののびしろ

スライド形式のフォーマットに慣れていないのがあって出典のURLを入れるのを忘れていることなどにあとから気づいた。 あと子がいるとどうしてもラップトップを開いて落ち着いて執筆とか、キーノートいじるみたいなのは、無理なので、せいぜいタブレットとかで資料をつくれる、スマホで書ける環境を整えないと完成度あげるのは無理だろうなみたいな気持ちになった。

飛行機

JAL、帰りの便満席でしまった、と思った。E列でど真ん中に座ったので。クラスJがよさそう。 ホテルパックは考えること減って楽だし安いしLCCじゃないので最高。

はなしかけられやすくてべんり 葬式や客先に謝りにいくにはマイナスからのスタート、不便

観光

日曜日は観光して帰った

隅田公園で炎を頭にのせ

桜まだなのを確認し

浅草寺でツノはやして

めぐりんで上野に移動

上野東照宮みにいった。9:00から入れたけど、唐門の内側は9:30からなので見てない。

このあと国立西洋美術館にいって企画展のピュリスム見てきた。

www.nmwa.go.jp

東京には髪の毛ピンクな人それなりにいるかと思ったけど上野近辺の朝には全然いなかった

人混みを抜けあんみつ食べにいった

途中松阪屋に寄りながら

遊舎工房いってmeishi keyboardつくった。

科学技術館行った、こういう施設がある都内はほんといいな〜。子つれてきたい。(次は未来館行くぞ)

帰宅は無事成功。 Twitterの名前に飛行機の時間入れておくと忘れづらい。

まだおわっていない

アンケート答えるにはもう数日かかりそう。動画は時間かけて見よ。 スライドじゃないフォーマットでコードレビューしない話もう一度まとめようと思っている。 あと実践コードレビューしない方法も書かねば...。

よかった

登壇、声掛けなかったら絶対してないのでよかった。 カルパスさん、スタッフの皆さん、スピーカーのみなさん、スポンサーの方々、話聞いてくれた人や、お話してくれた人、ありがとーー。 最高に楽しかった...。

成長の差分出たらまた何かの形で出して還元していきたい。

ところで最近の趣味プロジェクト

Markdownパーサーかいている。 CommonMark実装のバグを見つけたりできる。 HTMLが、遠い...。


  1. しかしその時間を使ってsin_refinements的なgemをRubyKaigi中に作ったり、ActiveRecordのモデルが1つだとつらいといった知見を公開したりはしていて実際は知見あったといえる。(未来から目線)

  2. https://www.airtrip.jp/travel-column/4145 によると5時間+自宅から30分程度

  3. これは私が勝手に言っているだけです

  4. ここでの誰かはペンさん、siman、自分

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